『ナイゲン』予約フォーム
併せて、『ナイゲン』特設サイト(おおもとの豪華なやつ)、それと並行して特設ブログ(ちょこちょこ更新されるこのブログ)も公開しました。
『ナイゲン』特設サイト
『ナイゲン』特設ブログ(このブログ)
それにしても、初の長編再演で、初のロングラン。否が応にも気合が入ります。
チケット発売に際して、アガリスクメンバーから意気込みコメントが届いております。
気合入りすぎて長めだし、内容もバラエティに富みすぎててバラバラですが、あまりに意気込んでいるのでそのままどうぞ!
■アガリスクメンバーより■
『ナイゲン』出演:淺越岳人
ーもうすぐ文化祭だが、自分が英雄になれるわけじゃないー
大好きなマンガ『さくらの唄』の、第何話だか忘れましたがのタイトルです。
高校時代を振り返ると、この言葉が頭に浮かびます。
ついに『ナイゲン』の再演、です。
何年も前から話が出ては、立ち消えていたこの企画が、です。
だって、「高校生」で「文化祭」な「青春群像会話劇」ですよ?ややもすると薄っぺらくて退屈なノスタルジィの臭いがしそうです。
二十歳をとうに越えた俺たちが、どのツラ下げてやるのだ、と。
でも、やります。
結成初期のどうしようもなかった自分へのリベンジです。在籍していた高校のアイデンティティに取材した物語です。
だからやっぱり思い入れはあって、ずっと再演したかった。でも、だからこそ単なる思い出話じゃなくて「今、ここ」でお客さんと何かを共有できる芝居にしたい。ただの三丁目の夕陽にしないために、現在、この立ち位置のアガリスクエンターテイメントがやるべき作品として完成したい。
初演にも出ていて再演でも続投する唯一のキャストとして、そんな余計なことを考えています。
ま、俺が書くわけじゃないんですが。
『ナイゲン』出演:鹿島ゆきこ
高校生による、文化祭のための夏に行われる会議「ナイゲン」
高校時代かぁ。演劇を始めた時やなぁ。
友達に「一緒に入ろう」って言われてなんとなく演劇部に入部。
夏には神戸市高校演劇祭ってのがあって、夏休みに暑い中、新開地の劇場に通ったなぁ。懐かしい。
演出家に言われたことに反発したり、友達とぶつかったり、恋のマジックがあったり。いろいろあったなぁ。若かったなぁ。
そんな青い頃を思い出していただければ。その前に私も思い出さねば。
てか制服着るの?マジかよ!ムリムリ!!
そんな目線でもお楽しみ下さい。
『ナイゲン』出演:塩原俊之
関東では連日の30度越え。暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?塩原です。
さて!いよいよアガリスク#17「ナイゲン」のチケットが発売します!
自分はこの作品の初演を観たのがキッカケでアガリスクに入りました。ここ最近のアガリスク作品の様にイジワル設定もSF要素もおかしな装置も存在しない。会議に不慣れな高校生達が、それでも話し続ける一夏の青春ストレートディスカッションコメディ。高校生を演じるのは、下は17歳から上は36歳まで、もう無理だろと言われてもそれでも演るんだよ!と集まった総勢13人のキャストがとにかく話すだけで笑わせます。
日程もアガリスク初のプチロングランと気合充分!各種割引もご用意しておりますので是非足をお運び下さいませ。初日割引を使って観て、浮いたお金で千秋楽観直すと違った発見があるかも!
そして最後に、皆様と劇場でお会いするのを楽しみにしておりますので、見かけた際は是非お気軽にお声おかけ下さい。お待ちしております!
『ナイゲン』脚本・演出:冨坂友
『ナイゲン』を再演します。
ナイゲンというのは、2006年に上演したアガリスク第3回公演のディスカッション・ドラマです。
そして、アガリスクの唯一母体と言える、僕の母校・千葉県立国府台高校に実在する会議です。
高校生の、文化祭のための、群像劇。つまりは“青春群像劇”なんてものをやるわけです(ぎゃー)。
今回は、意地悪な設定でのコメディでもなければ、シチュエーションコメディの構造に挑戦する実験的な見せ方もしません。
ここ最近のその路線を期待してくれる方には少し意外かもしれませんが、ストレートに高校生役で会話劇をさせてもらいます。えぇ、制服だって着ちゃいますとも。
なんでそうまでして上演するのか、ですが。
自分はかつて、国府台高校の信者でした。
“自主自律”“自由な校風”を謳ったこの学校を信奉し、その文化が続くことを願った、愛校心の塊、いやむしろ原理主義者と言っても良かったかもしれません。別に生徒会長でも何の代表でもないのに。いま考えるとちょっと引きますね。
今回は、自分の愛したその校風が廃れた、いつかの国府台高校を舞台に、話し合いの話、民主主義の話をやります。
だからって、「高校時代は良かった」と言うつもりも「昔の国府台はよかった」と言うつもりもありません。
青春群像劇の青臭さも、高校時代の阿呆な自分も、まとめてぶったぎれるくらい意地悪なシチュエーションコメディ劇団になったと判断し、メンバーと共にGOを出しました。
もちろん、出てくるのは信者みたいなレアケースばかりじゃありません。
今回の若干無理した高校生達の中には、高校時代のあんな奴やこんな奴がゴロゴロいるはずです。
舞台上の13人を、高校時代の僕を、もしかしたらかつての皆さん自身を笑いに、劇場までお越しください。
ご来場、心よりお待ちしております。
ご予約は こちら から
ぜひとも、よろしくお願いします。