2012年09月13日

稽古場リレー日誌:甲田

稽古場日誌続きます。
残暑がまだまだ終わらないここ最近ですが、夏バテはしていませんか。
それでも稽古は続きます。

今回上演致しますナイゲン、役者陣も多彩で稽古場は笑いが絶えません。役者の一人である私もみなさんの輪の中に入ろうと日々奮闘しております。ただ、どうもわたくし、年上年下同い年に関係なくすべての人に敬語を使ってしまうという悪い癖がありまして、これがなかなか厄介です。人との壁をつくってしまう一要因ですな。一要因というからにはそれ以外も多々あるわけで…。
さらに、今日の稽古場でショッキングな事実に気付かされたわけです。あっ、そういえば自分にもフランクにしゃべれるやつがおるやん!!よかった良かったと思うのも束の間、それが誰かと申しますと…ジャッキーだったわけですわ。共演者が携帯につけている熊のぬいぐるみ、ジャッキー(♂)2歳、こいつを介してなら、いやこいつとならタメ口、関西弁でしゃべれると気付いた時、唖然、愕然となりそして悲しくもあるという。しかしこれが受け入れるべき現実なのか。僕と話す際はジャッキーを通して話していただければと思います。これは半分冗談ですが半分マジなのかもしれません。ああ、オレはどこへむかっているのだろう。
ジャッキー、みとってくれ。オレ、お前としゃべるみたいにみんなとうまくやっていくわ!
ブログ上にて失礼ながら、自称一匹狼、共演者の皆様と巧くやっていく意志はあるみたいです。情緒はちと不安定ですがどうぞよろしくお願い致します。

そしてナイゲンを楽しみにしているお客様、ジャッキー共々劇場にてお待ちしております。

それでは次は遊びが大好きさいとう篤史さんよろしくお願いします。

と、昨日書いたこのような文章で筆をおこうと思っていましたが、ブログ上に載せるのを失敗し、また少し短かったので続きを書いてみることにします。

本日もやはり稽古。残暑はまだまだ続くよう。
稽古を始めるまえ、準備運動がてらに僕たち、私たちはいつも種々多様なゲームを行います。まぁ色々なゲームがあるわけですが、緊張感、集中力を高めるためか最近では罰ゲームを科したりしております。
罰ゲームの内容は物まね。先日のスギちゃんに始まり、本日のお題は小島よしお。
まさか自分が負けるとは…。
結果的には良かった。
罰ゲームというのは教育の場などではよく問題にされたりしますが、自分にとってはうまく働くものなのかもしれません。これも使いようですな。人との壁は壊れ、距離は縮まり、人間を人間たらしめる何か恐ろしい力がそこには…。但し、壁を壊すと同時に自らの殻をもボロボロにする危険性も秘めておりますのでご注意を。
ふむふむ、狂気を引き出すこの罰ゲームというもの、研究する余地は多分にありますな。

本番まであと数日、たくさんのお客様がご来場してくださることを願うばかりでございます。

それでは次は女、お酒、博打が大好きさいとう篤史さんよろしくお願いします。



posted by ナイゲン at 23:28| Comment(0) | 稽古場日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月12日

稽古場リレー日誌:金原

ゆう子ちゃんから「高校生っぽい」と言われて、嬉しいような、でもあたしより年下で、あたしよりしっかりしてそうなゆう子ちゃんに言われるのはなんだか複雑なよーな、そんな気分。
はい、今日は金原です。
アガリスクさんの公演に参加するのは初めてです。どーぞ、覚えてってください。
写真.JPG
写真は今日の稽古場でのもの!
(左から)根こそぎさん、鹿島さん、ひいちゃん、あつしくん、ゆう子ちゃん、ゆきちゃん、浅越くん、ジャンプさん、金原。
あ、あえて、呼び名で書きました。親しみをこめて。
今回は年齢層が幅広いのですが、皆さんの明るさと心のキャパが広いのをいいことに、あたしは年上の方にもメッチャなれなれしく名前を呼んだり、おしゃべりさせてもらってます。もし、おい!って思ってる人、いたらこっそり教えてください。

あたしはガッツリ稽古場のことを書こうと思います。個人的にブログとかやってないんで。
まず、稽古場に到着したら、「出演者インタビュー」の動画を録ってました。
すごいですよ!現役JKのゆきちゃんが自分でボケて、そのボケに気づいてもらえず、自分で軽くつっこんで、自分で回収するという荒業を成し遂げてました。たぶん彼女は大人の階段を1つ上ったと思います。
すごいですよ!!さいとう篤史大先生が女の落とし方を述べてらっしゃいました。
つまり、みなさん、必見です。

あー、あたしも昨日録って頂きました。とりあえずインタビュアーの演出助手・ハマスさんと向かい合ったら、ハマスさんがあたしの親友の元彼にすごく顔が似てて「○○ちゃんとヨリ戻したいから協力して!!」ってサンマルクで懇願された日のことを思い出しました。すごいどうでもいいことに3行も使っちゃった。

あと、あたし的には浅越くんがドMだということが、その篤史くんのインタビューのくだりで分かって意外でした。作品中ではすごく攻撃的?てかSっぽい役なのにね。ほんっとどーでもいいけど、脚本・演出の冨坂さんが会議上で指摘したり皮肉言ったりするシーンで生き生き演出してるのが、ちょっと萌えます。あ、でも、それ以上に今日萌えたのは、稽古中に超小さい虫がちょろちょろしてて、「うざいなー」って思いつつどうにもできなかったのを、ふと見ると塩原さんが片手でふっと捕まえて潰して何事もなかったかのようにしてたことだな。うん、今日のMVPです。

基本的に、稽古場でみんなの目をくぎ付けにしてるのはジャンプさんです。こう言ったら失礼かもしれないけど、可愛いです。とてつもなく可愛いです。寝転がると浜辺にうちあがったアザラシみたいなとことか、ご飯食べてお腹がいっぱいになった後の眠そうな顔とか。
コータさんも負けてないです。自分の台詞ないときの居方のくだらなさが半端ないです。今日は「踊る大捜査線」より室井監理官とか、ローラちゃんをやってました。ちなみに、本編とは一切関係ございません。

くぎ付けと言えば、くみちゃんの私服がツボ。実は毎日チェックしてます。あとくみちゃんの脚とへそも魅力的です。会議が舞台なので、脚やへそがチラ見えすることはないかもなんで、2回見に来て、2回目はくみちゃんの脚とへそに注視すればいいと思います。
そうそう、今回の現場は関西出身の方が多いのが、あたし的にすごく新鮮。関西では「プラスチック」を「プラチック」って言うらしいです。鹿島さんが教えてくれた。というか、鹿島さんの話す関西弁が好き。あと、鹿島さんと根こそぎさんを観察するのが好き。今日も根こそぎさんのおでこと笑顔は光っていました。根こそぎさんはいつ見ても、はんにゃの金田に似てると思います。

ひいちゃんは、冨坂さん曰く、「・・・!」が素晴らしく似合うらしいです。確かに。激しく同意。
長谷川くんは、私生活の言動が台詞っぽい人です。天然で台詞っぽい。

よし、これで全員に触れた!!
最後はちょっと眠くなってきたから簡単というわけではないですよ、決して。

稽古の後はお腹がすきますね。コーンフレークにいっぱい牛乳かけて食べたいと思います。
さて、明日も頑張ろう!台詞を覚えよう!

次は、根こそぎさん(甲田守さん)です。
posted by ナイゲン at 00:01| Comment(0) | 稽古場日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月11日

稽古場リレー日誌:木村

こんにちは、木村です
アガリスクは何回目かの客演です、よろしくお願いします

榎並さんから稽古場リレー日誌のバトンが回ってきました
といっても稽古場日誌なのに特に誰も稽古場のこと書かないしかと言ってテーマが決まってるわけでもないのでもはやタイトルに残ってる要素はもはやリレーしかない、稽古場日誌は出演者の各ブログでみんな個人的にやってるしね、みてね

だから違うこと書きます、今回は高校生の話ということで自分が高校生の時世間で何が起こっていたのか調べてみました、あの頃は!はっ!ってやつです
自分が高校生の時は2006〜2008年でした、割りと最近かと思いきや高一がもう六年も前ですか

まず2006年
・冥王星が準惑星に降格して惑星の数が九個から八個へ
水金地火木土天海ってなんか気持ち悪いねって会話した記憶があります
この時のニュースで自由研究で惑星の模型を作った天体大好き少年がかわいそうだけど、惑星じゃないからって言いながらさみしそうに冥王星の模型を外してたのが面白かったです
・小泉政権が終了して安部晋三が首相に
安部さんは同じ山口出身で安部さんにちなんだお菓子がすげー出てたのを覚えてます、あの首相を模したお菓子って誰得なんでしょうか、いつも謎です
こっから首相変わりまくって正直ちゃんと言える自信がないです、次は…麻生さん?
・全国の高校で大学受験に不要な必修科目の未履修が発覚
これ兄貴が通ってた高校でもあったらしく確か補修めっちゃ増えたとかで、生徒からしたら迷惑な話だ

2007年
・不二家が賞味期限切れの材料を使用していたことが判明
一時期毎日のように食品偽造のニュースやってましたね
これ関係で一番印象に残ってるのはやはり赤福の「頭が真っ白に…」にでしょうか、あれは面白かった
・安部首相が辞任、福田康夫が新首相に
福田さんでした、麻生さんはその次みたいです
福田さんといえば「あなたとは違うんです」、この年は名(迷?)言が多い

2008年
・中国の冷凍餃子に農薬
ダンボール肉まんもこの辺だった気が、もうこの辺になると不安というかどうでもよくなってきました
・北京オリンピック開催
開会式で歌ってた女の子が口パクだったことしか覚えてない
・裁判員候補者名簿に登録された人への通知書発送がはじまる
裁判員制度自体はこの次の年に始まります、モーニングかなんかで裁判員制度を扱った漫画も出てました

そういえば裁判員制度ではありませんが陪審員制度を扱った作品で、三谷幸喜の「12人の優しい日本人」というのがありますね
そういえば!今回のナイゲンも会議型のコメディじゃないですか!
おや、チラシでも演出さんがライバル宣言している!すごい偶然!

そんなわけでナイゲン!ぜひ見にきてください!よーし上手く繋がった!
特設サイト
http://www.agarisk.com/stage/12092201/
チケット
http://ticket.corich.jp/apply/37693/026/

次は個人的に現役を除けば一番高校生っぽいと思う出演者、金原並央(害獣芝居)さんです
posted by ナイゲン at 16:22| Comment(0) | 稽古場日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月10日

稽古場リレー日誌 榎並


はじめまして!
おはようございます。

今回初参加させていただきます
TEAM JACKPOTの榎並夕起です。
えのなみゆうきじゃありません。
えなみゆきです。

塩原さんからバトンを受けとりまして。
あ、そうです。
一応、現役です。
世間一般でヒューヒューと言われる
JKです。たぶん。
よろしくどうぞ。

客演させていただく所の稽古場ブログで自由に書きまくって良いのでしょうか。

客演の中でトップバッターってのも緊張しますわね。
どきどき。

しかし。
ブログ読んでくださった皆様に
おっ!観に行きたい!
なんて思ってもらえるようなブログ書けるように昨日の夜から考えてるのですよ。
にやにや。



さてと。
無難に稽古日誌とか書こーかな
なんて思っていたのですが。
そんなんじゃつまらないじゃないか、
と。
なので。
何か考えました。

役者陣を飲み物に例えてみましたコーナーとか良いんじゃね?!
あ、ちなみに良く飲んでるやつとかじゃなくてあくまで榎並の主観だからね。


よし!
行くよ!

淺越さん コーラ
鹿島さん カシスオレンジ
塩原さん アクエリアス
木村さん コーヒー
並央さん ミルクティー
甲田さん 緑茶
あつしさん サイダー
コータさん ビール
くみさん 抹茶オレ
長谷川さん ココア
ひーちゃんさん オレンジジュース
ジャンプさん 日本酒


どーかしら。
イメージと違ってもゆるしてね。
わたしの主観だからっ。

あ、演出の冨坂さんは、レモンウォーターかな。



そして塩原さんの真似をして高校の写真のせよーっと。
だかしかし。
今のわたしの写真のせんのは嫌だからね。
二年前とかの。




演劇部の合宿で、同期のみんなと。
顔出しOKか分からないので
落書きしました。
もなはせあんとこ、ごめんね!




さっきの顔分かりにくいんじゃね?と
おかんにダメだしくらったので、
顔分かりやすいやつ。
演劇部の公演後のやつ。


ではでは。
お付き合いありがとうございました!

ナイゲン、よろしくお願いしますm(__)m


次は、前より話せるようになった気がする木村ゆう子さん!
お願いします(^^)


posted by ナイゲンSTAFF at 11:32| Comment(0) | 稽古場日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月09日

稽古場リレー日誌・塩原

どもどもアガリスク塩原です。

リレー日誌という事で。何書こうかしら。。

じゃあまず内容について触れますか。
フライヤーに書かれた映画監督小野さんの(初演を観ての)評から。

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「十二人の優しい日本人」を思わせるディスカッション・コメディー。
‘会議は踊る’のパターンの群像劇だ。
どうでもいい問題の重箱の隅をネチネチつついたり、規約にあまりに忠実すぎたりするバカバカしさ。
脚本がなかなかよくできている。笑うべきところで笑える。
‘民主主義’や‘法令遵守’に対するアイロニカルな視点が効いている。
それでいて、‘三人集まれば文殊の知恵’的に、肯定的視点でしめくくるのも的を射ている。
「会議」には、いい面も悪い面もあるのだ。

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会議は踊る。そうですね、もう基本はコレですね。
初演から大きく書き換えられてもはや新作公演と言っても過言ではない内容になってきましたが、この部分は大前提として進んでます。
「会議」には、いい面も悪い面もあるのだ。
その通りで、その事はコメディを土台にする事と「青春」を噛ませる事によってよりエッジをきかせて(笑える、という意味ではマイルドになってるの方が正しいかもしれないけど)表現してます。
会議に不慣れな高校生のクソ真面目さ、未熟さなどが理不尽、残酷さになって出てきます。でも稽古してて思うのは、やっぱこれ笑っちゃうんすよね。すっごくひっでぇ話で理不尽極まりなかったりするんだけど、それ以上に本当バカバカしくてしょーもないんですよ。だからお客さんはそんな未熟で愚かだけどとにかく何をやるにも一生懸命で真っ直ぐな高校生を、外から見てゲラゲラ笑ってくれればうれしいなと思います。
小野さんの評はこう締めくくっています。

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それにしても、高校時代は文化祭に意味なく燃えたものだ。
あの頃は、何でも楽しんでやろうという気概に溢れていた。
そんなことも思い出させてくれる芝居だった。

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学生時代ってのは矛先が何であれ、よく意味なく燃えたりするんすよね。まぁその後社会に出て色々なものが燃えないゴミになって蓄積するんですがwだからってわけではないですが、高校生ってのは本当見てて楽しいです。高校野球に代表されるように、高校生〜ってのは何かと話題になったりしますし。
ああそうそうちょっと話が脇道に逸れますが、自分の場合こと「萌え」という事に関しては女子高生よりも男子高生の方が当てはまる事が多いと思います。男子高生がタ○コ吸おうとしてるのとか見るとある種の「萌え」のような感情が出た後に「○バコ買う金もロクにねーくせにイキってんじゃねーぞクソガキ」となります。おっとこれは逸れすぎましたね。
そんな感じで「高校」だったり「高校生」ってのはやっぱ自分にとっては特別な瞬間で、過去に自分達が高校生だった人には、その頃の事も思い出してくれたりしたらいいなって思います。







ナイゲンの内容についてはこの辺にしといて、ちょっと自分の高校時代について軽く振り返ってみますか。

一言で言うなら「部活に燃えた三年間」でしたね。

部活は硬式野球部です。
小中と軟式野球、高校で硬式野球部に入った自分としては青春の半分くらいは部活だったなーと思います。野球部ってのは学校で一番練習時間も日数も多い(修学旅行中まで朝練があった!)部活なので、普通に在籍してれば普通に部活漬けになります。年間でまとまって部活がOFFになるのはテスト期間中だけだったので、むしろその期間こそ友達と遊びまくってましたね(もちろんテストの結果は。。。)ポジション的にはクラスによく一人はいるひょうきん担当みたいなポジションだったと思いますw部活に燃えて、友達と遊んで、普通に恋とかもしちゃったりして、真っ当な青春らしい青春を過ごした気がします。

そんな高校時代の締めくくり、卒業式直後の写真があったので載せてみます。
画像 023.jpg


う、う〜ん。
痩せてるなぁ。
そしてボウズだなー。圧倒的ボウズ。
野球部引退して結構経つのに、普通にボウズにしてましたねw気に入ってたんでw

現在がコレだから
ないげn.JPG
あきらかに顔がふっくらしましたよねwそして老いが。。。


高校時代からはもう10年の歳月が経ってしまいましたが、変わったとこもあれば変わらないとこもあります。
大きく変わったのは、あの頃クラスの皆しか笑わせられなかったけど、今はもっともっと多くの人を笑わせたいなと思ってること。
ナイゲンはあくまでもコメディです。沢山のお客さんが、沢山笑ってくれたら。コメディやってる身としてこれ以上うれしい事はないです。
本番まであと2週間切りましたが、これからまだまだまだまだ面白くなります。当日、笑わせてやるからな!覚悟しとけやオラー!

ってわけで次のリレーブログは榎並夕起(TEAM JACKPOT)!
座組唯一の現役高校生に続く!


ナイゲン特設サイト↓
http://www.agarisk.com/stage/12092201/

チケット予約フォーム↓(塩原扱いとなります)
http://ticket.corich.jp/apply/37693/003/

こりっち舞台芸術のナイゲンページ↓(「観たい!」をお寄せ下さい)
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=29142
posted by シオバラ at 16:20| Comment(1) | 稽古場日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする